RACCO電子カルテシステム - 電子カルテの導入ならシステムロード株式会社

導入事例
医療法人慈和会 吉田整形外科病院様

 吉田整形外科病院

所在地

愛知県豊田市御立町7-100
TEL:0565-89-1818(代)
http://www.yoshida-seikei.jp/

 

診療科目 整形外科、リウマチ科、麻酔科、
       リハビリテーション科
関連施設 五ヶ丘整形外科 運動療法センター
病床数  78床

稼動システム「RACCO統合医療情報システム」

病診連携システム(本院、分院相互間の電子カルテ連携)
電子カルテシステム、オーダリングシステム、看護支援システム、リハビリ部門システム、 薬剤部門システム、検査部門システム、手術部門システム、放射線部門システム、 PACS、日医標準レセプトソフト(ORCA)他

 

患者様サービスを第一に設計したIT化の実現へ

当会では、関連施設に五ヶ丘整形外科運動療法センターを持ち患者様の状況に応じて 本院、分院への通院ができるよう環境を整えております。
また、患者様の診療情報を相互間において情報共有することで患者様に安心して両施 設に通院頂ける環境を提供しております。

システムの導入においては「患者様サービスを第一」に設計し紙では実現できないサービスを 実現することを最大のミッションと致しました。
今後は、現在取り組んでいる脳卒中連携パスをはじめ、地域医療に貢献していくべく、 病病連携・病診連携のICT化にも取り組んで参ります。

理事長  吉田 徹

 

導入への経緯

電子カルテメーカの選定条件として、診療所と病院に対応できる統合医療情報システムを持ち病診相互に カルテ参照やオーダ・予約連携ができることが必須であるため、 まず、当院のIT化に対する条件に対応できる 電子カルテメーカを探すことが始めのネックとなりました。(吉田事務長)

当院では、外来の患者数が1日600名くらいとなり、外来の診察にメインを置いた電子カルテが欲しかった事もあり、 スムーズな病診連携と紙カルテと同じスピードの維持も必須条件となりました。

また、患者サービスを向上させるアイテムをIT化で実現するには、加えて当院のオリジナルサービスも カスタマイズできるなどの柔軟な対応を行って頂けるメーカである必要もあり難航しました。

幾つかの電子カルテメーカを選定し、デモンストレーションやインタビューを行う中で システムロード社のRACCO統合医療情報システムと出会い、当院の条件に対応できると確信し決定しました。

 

診療所と病院に対応できる統合医療情報システムを持ち病診相互にカルテ参照やオーダ・予約連携が実現できるシステムロードに導入を決めました。

 

決定的に必須で合った条件

・日医標準レセプトソフトとの連携が、診療所と病院の会計、共に可能であること。
・統合医療情報システムを持ち、診療所でもオーダリングや部門システムが導入できること。
・グループで相互にカルテや検査結果が参照でき、予約や情報共有ができること。
・代診の医師でも操作しやすい使い勝手であること。

 

導入への経過

まず始めに各部門責任者に対する全体説明会(デモンストレーション)を行いました。 スタッフがシステム化とはどういうことなのか、導入後の完成像を把握させました。 次に、システムロード社と各部門責任者によるフィット&ギャップ打ち合わせを重ねました。
スタッフはシステムを把握し、システムロード社には当院の現状を把握頂くことで システムと運用のギャップをお互いに理解した上で、どのようなシステム設定や運用にすべきであるか、 また、オリジナルで行いたいサービスについては、システムをどのようにカスタマイズすべきであるかについて 十分に打ち合わせを行いました。(フィット&ギャップの工程が終わるころには、各部門責任者はシステムの操作ができるようになる程でした。)
次に、全スタッフへのシステム操作の説明については、各部門責任者が行いました。
単純にシステムの操作だけではなく業務に合わせた説明やシステム化に伴い、さまざまな運用ルールも各部門で整えながら指導しました。
次に、全スタッフによるリハーサルを行いました。リハーサルでは、システム化において準備が足りない点や システム化をした場合の問題点の洗い出しをすることができ、本番に向けて重要なイベントとなりました。
本番のスタートにおいては、外来の運用を先に始め、2週間後より病棟の開始を行いました。
病棟においては、本番日より入院した患者様からスタートすることにより徐々に電子化することができました。 長期に渡り入院される患者様についても1ヶ月が経過した時点で全て電子化での運用に切り替えました。

 

診察室

診察室

処置室

処置室

ナースステーション

ナースステーション

 

導入での成果

結果、外来のスピードも維持することができ、外来をポイントとしたIT化は、運用を壊さずに実現することができました。
さらに、必須であった病診の相互連携、情報共有も実現できたことで患者様へのサービスを向上することができました。
例えば、本院で通院や入院をしている患者様が分院に来院された際、システムの導入以前はカルテや付随する検査・手術・入院記録などを FAXするなどの手間があるだけでなく、そもそも患者様が来院した時点で本院での通院歴があるかどうかの確認から時間を要していました。
現在では、受付した時点で患者様の情報や来院目的を把握することができ、患者様の自己申告ではなく受付スタッフから患者様に対して 話しかけることができるなど、患者様にとって、両施設どちらに通院しても一体感がある安心を提供しています。
また、診療予約やリハビリ予約においては、相互間に予約システムを利用して遠隔登録することもでき、 両施設の状況に応じて 患者様のご都合に合わせたリハビリプランを実施することも可能になりました。
院内スタッフにおいては、モチベーションのと共に、システムの導入の際に整えたさまざまな院内ルールを明確化したことにより 業務への取り組みや姿勢に変化がありました。
また、新しく入職したスタッフにおいては院内ルールとシステムとの組み合わせにより業務の流れを把握するのもスムーズになり、 ITに対する心配とは逆の効果がでました。
診療においては、患者様に対するインフォームド・コンセントもスムーズに行うことができます。
また、医師によるオーダが担当部門に対して即座に連絡されることにより実施の準備や情報把握が早くなりました。
特にカルテが担当部門に到着するまでの間、オーダ指示が出たことも把握できなかった頃と比べ、患者様をお待たせする時間も短くなりました。
一方、紙運用には紙の良さもあり、システム化におけて紙の良さ(システムでは実現できない部分)については、 極力、紙に変わる運用ルールの取り決めや紙そのものを残すなどの工夫も致しました。

 

システムの構成 

システムの構成

 

今後の課題

システムの稼動本番の後も電子カルテ委員会を通じて常に運用ルールの調整をしております。
導入後、1ヶ月、半年、1年と、経過と共に調整をする必要があります。
電子に慣れていない時期、電子に慣れた事で次のステップに移れる時期、運用が安定したからこそ 発生する問題など、委員会においての取り決めはさまざまです。
今後は、統計などの情報を2次活用し経営情報などに利用することを念頭においていますので、 システムロード社に望むことは、データウェアハウスとしての役割など、 これからもさらなる発展を続けて頂きたいと思います。

 

これから導入を検討している病院様へのメッセージ

電子カルテの導入を重く感じる必要はありません。
決して大きな変化があることではないので、単に「紙から電子へ」と軽い感じで、大きな出来事に捉える必要はないと思います。
システムは万能ではないので、重要なポイントにこだわって話し合いを進めることが大切であり、 絞ったポイントで勝負すべきだと思います。
また、話し合いには、委員会や各部門の担当者に責任を持たせて メーカと話し合いをさせることが重要だと思います。

「不明な事はすぐにメーカに確認し要望すること。」「ポイントは妥協しないこと。」「こだわりをもって進めること。」が成功の秘訣だと思います。


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